『学び合い』の考え聞かせ

大地の会に参加しました。

感想をいうと、「3時間がアッという間」でした。

普段の研修会なら、ありえないことです(笑)

 

今日のテーマは「『学び合い』の技術をどのように身に着けたらいいのか」

会に参加してヒントを頂きました。

 

まずは問題意識

『学び合い』は考え方と言いますが、具体的にどのように身に付けたらいいのか?


 『学び合い』は考え方ということは、本当に思うところです。しかし、考え方と言われても、どのように身につけたらいいのか分からないですよね。

 

 私は「心技体」という順番ではなく、「技体心」だと思っています。

(長谷さんの言葉をお借りしています)

(野球で例えると、初心者はまず素振りをしますよね。技術を学ぶ段階です。上手くなりますよね。もっと練習して上手くなりたい。練習量が増えて体力が向上します。ときには練習が辛くなったり、仲間との軋轢もあったりします。それを乗り越えていくなかで、が鍛えられます。)

だから、「気合いをいれろ!」とか「もっと本気をだせ」という心からのアプローチは聞き手も困りますね。

 

話はズレましたが、、、、

 

『学び合い』を考え方として、心で捉えていくためには、ある程度の技術を身につけていかなければならないと思っています。

 

 

 しかし、クラスも違えば、地域も違う、学校の文化も違う、そのような条件の違いがあるなかで、どのようにスキルとして伝えていくのか。

 

ヒントは、実際の授業の考え聞かせなのかも。

 

 今日行って感じたのは、『学び合い』の授業動画をみながら、授業者がクラスをどう見ていたのか聴けるのは、いいなぁと。

 

例えば、授業の映像にA君とB君が遊んでしまっている状態が見られたとき、授業者は、

①直接声をかけるべきか

②全体に声をかけるべきか

③もう少し様子を見るべきか

と考えます。そこには、すぐに声をかけるか、授業終わりに声をかけるか、というタイミングも考えなければいけない。そのような授業者の頭のなかを具体的に教えてくださったので、経験が浅くどう看取ればいいのか分からない私にとっては勉強になりました。

 

 

「授業の考え聞かせ」というスタイルに可能性を感じました。

 

(ちなみに…)

自己紹介で「ヒッチハイクできました」というと、興味をもっていただけるので、今回もヒッチハイクで行ったんです。でも、自己紹介で言うことをすっかり忘れていました(笑)

マジシャンの方に乗せていただき、スプーン曲げの仕方を教えてくださいました(^▽^)