バラバラルルルを観て
井上涼さんが作られた「バラバラルルル」をぜひ見ていただきたい。
個性あふれる5人が、色んな壁を越えながら、最終的にステージに立ってコーラスする。
という4分ほどのお話&曲である。
ひどく感動した。泣いちゃったよ。
なぜかというと、バラバラすぎるんだもの。でも、そのバラバラを武器にしたところにひどく感動!!
具体的に説明すると
まず、メンバーがおかしい。
主人公の僕、初心者の後藤、忍者の末裔のしのぶ、最大3人分の声が出せるイタコのいっちゃん、そして鹿
うん?鹿?
というメンバーだ。
正直、コーラス出来ないメンバーなの。(鹿の鳴き声さえも分からない)
次に、練習もバラバラである。
後藤はすぐ帰るし、しのぶは忍者だから小声しか歌えないし、いっちゃんは後藤とぶつかるし、鹿はよく分からないし…
と まぁなかなか上手くいかないわけです。
でもね、最後のコーラスの部分、感動するんです。
後藤は、終始変な動きをするわけですが、コーラスのときも変な動きをしながら歌うわけです。
しのぶは大きな声で歌うことはせず、小声で歌うわけです。
いっちゃんは、Aメロを歌わず、Bメロから歌うわけです。
鹿は、柱にぶつかり続けて、音を奏でるわけです。
一見、どーしようもないような欠点を、お互いでカバーして、組み合わせて、魅力的なコーラスをするわけです。
欠点を、強みにする。
バラバラだからこそ、生まれる美しいコーラスがあるんだなぁと。
最後にバラバラルルルの歌詞を引用します。(私、お気に入りの歌詞です)
「君と僕は違う星だ でも同じ曲を歌う」
ぜひ、聴いてみてください!!